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2008年7月29日 (火)

日本のお盆

Photo_5  「お盆」というのは、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、宗教による違いはありますが、一般的にはご先祖や故人の精霊を迎え供養する大切な日です。
 古くは7月15日を中心に行なわれていたお盆ですが、農作業の繁忙期と重なるため、ひと月遅れの8月15日を中心に行なわれるところが多くなりました。ここ静岡も、8月にお盆を行うところが多いようです。

 また、故人が亡くなって四十九日の後に初めて迎えるお盆を新盆といい、にいぼん、しんぼん、はつぼんなどと呼びます。このあたりでは主に「初盆(はつぼん)」と呼んでいて、今年は我が家もその初盆のお参りに行く予定です。
 初盆の時は普段のお盆より特に丁寧に飾り付けし、お花やお供え物もより多めにしますが、亡くなったご先祖や故人を供養するという大切な日であることは変わりありませんから、ご先祖や故人を偲び、代々続いてきた命の連鎖、命のバトンに感謝し、供養するようにしたいものです。

Photo  お盆の飾りで、キュウリとナスに割り箸を刺したものを見たことはありませんか?これはお盆の代表的な飾りですが、実はキュウリは馬に、ナスは牛に見立てて作られたもので、精霊がこの世に帰ってくるときは足の早い馬に乗って一刻も早く帰り、あの世へは牛に乗ってゆっくり戻っていくようにという説や、精霊が馬に乗り、牛には荷を引かせ楽に行き来できるようにという説などがあります。どちらにしてもご先祖を大切にし、敬う気持ちからできた風習のようです。

 ”盆”がつくものと言えば”盆踊り”も夏の代表的な風物詩の一つですよね。昔よりは随分と減ったものの、今でも夏のこの時期になるとあちらこちらで盆踊り大会が催され、賑やかな音楽が聞こえてきます。この盆踊りも、実は元は仏教行事であったことはご存知でしょうか?
Photo_2  現在ではどちらかというと夏祭り行事の内の一つのようになっていることが多いのですが、本来盆踊りは、お盆に帰ってきたご先祖や故人の精霊を慰め、無事に送り返すためや、供養のおかげで成仏できた精霊が喜ぶ姿を表現したものであるなどの宗教的な意味合いがあり、いずれにしてもご先祖の精霊のための踊りでした。
 宗教が違っても、そんな風に考えながら踊ると、盆踊りも奥が深く感じられ、今までとはまた違った趣が楽しめるかもしれませんね。

 

 

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2008年7月 9日 (水)

七夕☆

 一昨日7月7日の七夕の夕食は、もちろん『七夕そうめん』でした。
 どんな感じかといいますと・・・、
Photo

 こんな感じです。



 ホントはもっと色鮮やかにトマトも乗せるつもりでしたが、買い忘れましたf(^-^;
 お星様のオクラと、短冊に切ったハム、そうめんには錦糸玉子を絡めてみました。どうでしょう、ちょっとは七夕らしくみえますか・・・?四隅と中央に乗っているのはほうれん草とキャベツを茹でて梅肉で和えたものです。ここのところずっと蒸し暑かったですからね。梅と酢は夏のお供ですよ(^-^)v

 おそうめんを盛り付けた器は、鈴木正彦氏の
83 83.黒たわみ鉢です。
 とっても使い勝手のいい器で重宝しています。

 みなさんはどんな七夕を過ごされましたか?短冊に願い事は書きましたか?どんな願い事なんでしょう・・・。みなさんの願いが叶うといいですね。

 

 

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2008年7月 3日 (木)

*岡本みつお氏の作品*

 岡本氏のかわいい招き猫が入荷いたしました。
 個人的な感想としては、今回の猫の表情が一番イイです(*^-^*)
 その表情をちょっと見てください。

49_2
49.招き猫
 sold out


 何となく癒されるものを感じませんか?大きさといい、色といい、すごくしっくりくる感じがします。
 それに今回の招き猫の手に乗っている小皿は、ハート型のようになっています。これまたとっても惹きつけられるかわいさ(≧▽≦)
 ぜひ一度実物を見に来てください。画像で見るよりもっともっとかわいいですよ♪

 

 

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2008年7月 2日 (水)

7月7日、七夕

 今日は久々に晴れました(*^-^*) 太陽を見るのもなんだか久々な気がします。
 さて来週の月曜日は、7月7日、七夕。この日は以前ご紹介しました端午の節句に続き、これも五節句の一つになっています。言わずと知れた、「織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が一年に一度だけ会うことを許されている日」ですね。(もちろん現在に至までの歴史が七夕にもあるのですが、今日は難しい話はやめておきましょう)
 七夕に降る雨”催涙雨”が降ると、天の川の水かさが増して渡ることができず、二人は会うことができません。だから雨が降ったら二人は会えない・・・、と私はそう思っていたのですが、実はこのストーリーには続きがありました。 Photo
 催涙雨に降られ、天の川に阻まれて会えない二人を哀れんだカサザキたちが、天の川に自分たちの体で橋を架けてくれるのです。優しいカササギたちのおかげで、年に一度のこの日だけは、たとえ雨に降られても、ちゃんと会えていたんですね。

 日本の七夕祭りは全国各地に存在していますが、宮城県の仙台七夕は、東北四大祭の一つにもなっており、全国的にも最も有名な七夕祭りです。七夕の飾りによく見られるくす玉も、この仙台七夕が発祥なんだそうです。

 七夕にまつわる食べ物と言えば、なんと言っても”そうめん”ですよね。これは、”織姫が機織上手だったことから、その糸に見立ててそうめんを食べるようになった”ですとか、”そうめんを天の川に見立てた”ですとか、他にもいろいろな説があり、本当の理由ははっきりわかりませんが、平安時代頃から、七夕の節句にはそうめん(実際には現代の素麺にとってかわる前の索餅(さくべい)と呼ばれるもの)をお供え物とするように定められていたようです。昔は宮廷食だったんですね。
Photo    Photo_2    Photo_3
 さて、消化も良く、喉越しも良く食べやすいので、暑さで食欲が減退するこれからの夏にはもってこいのそうめん、小麦粉を原料としているので、実は栄養価が高く、特にカルシウムは、ご飯茶わん1杯分よりもそうめん1食分の方が、なんと約3倍も豊富に含まれているのです。
 そこに切り口がちょうど星型になるオクラや子供に人気の高い卵、色合いのいいトマトやキュウリなどの夏野菜をトッピングすれば、見た目にも鮮やかで栄養満点の七夕そうめんの出来上がり(*^ー^)人(^ー^*)

 盛り付ける器は、そうですねぇ・・・、
42 鈴木正彦氏の、涼しげなしぶきを飛ばしたこんなお皿はいかがでしょうか?

42.小皿(大)

45_2
      一皿にたくさん盛り付けたいなら
           こちらがお勧めです。
                45.黒白文平皿


 ちょっと変わったところで、前田氏の
68 68.舟形盛り器
 なんていかがでしょうか?形がお月様にも似ているので、ベガとアルタイルに通じるものをちょっと感じてしまいます(*^-^*)



 最近時々耳にする『食育』。”茶わんの店たまごの器”も”たまごの器たち”も、より多くの知識を吸収し豊かな人間性を育んでいくために、こういう生涯の一つ一つの何気ない場面で、わずかながらでもお役に立てるとうれしいです。

 

 

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